山口流篠笛の記念演奏会

篠笛山口流家元：山口千壽先生
名取：山口千那先生・山口華鏡先生

　胸を打つ演奏会の感想を忘れない内に。

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　一曲の終えると、余韻と共に続くその花笑みに、心から奏でる事を楽しんでおられるのだな、と真っ直ぐに伝わり、音色の後のその振る舞いまでが曲を創っている感じを受け、一つの舞台を観ている様で惹き込まれた。篠笛は呼吸の先となり奏でられ、其の人そのものが響いて満ち、天へと上る波に共鳴し、なんとも心地よく、竹林に身を置いている様な清々しさの中、このうえなく豊かな時間を過ごせました。　

　奏者の方ご自身が、全曲に亘り作曲をされてらっしゃるという、作曲者ならではの風景が鮮明に伝わる演奏会。カエルさんとの掛け合いが如の『じゃじゃじゃびっき』を始め、感動の生まれたその瞬間を音楽にして伝えてくれている様で、本当に楽しかった。

　アンコールの一曲には、万感の想いが伝わり胸を打ち、心に迫る圧巻の音色に包まれ、澄んだ空氣の世界へと一瞬にして移り、心も晴れ晴れとして帰路に就けました。胸に染み入る篠笛の演奏会、奏でる際に目に映る左袖の白抜き笹の葉紋のおきものが、曲の世界をより惹き立てる感じがして素敵だった。

　篠笛って、あれほどまでに麗しく、きよらかな音が出るのだな、と感激でした。めへでぃろ（沖之永良部島の方言で、ありがとう。）/ふじのびんがた染工房

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　札幌の琉球形附、ふじのびんがた染工房は、

一つ一つ手作業の工程を重ねる職人技の日本の伝統工芸「びんがた」に染附け、一点物の「きもの・帯・ワンピースドレス・風呂敷」等を御誂えする、オーダーメイド紅型工房です。

　ワンピースドレス、舞台衣装、洋服、きもの共に

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